投資
投資はギャンブルではありませんが、FXや仮想通貨の短期売買をギャンブル感覚で行うことができます。
デイトレードなどの短期売買で見た場合は相対取引と呼ばれていて、誰かが利益を出せば誰かが損する仕組み。
FXで輸出企業が円を買ったり225先物で現物の長期保有を目的にした買いが入るなど、実需を伴う大口取引が入れば理論上は参加者全員が利益を出すことも可能です。
かかるのは証券会社への手数料のみで、昨今はオンライントレードの普及で手数料は非常に安く、一見効率が良いギャンブルに見えます。
しかし、投資は専門知識が必要で個人投資家は9割以上が損失を出していると言われています。
確率2分の1でも負けやすい
FXと先物取引については、買いと売りをフラットな条件で新規エントリーできます。
こうした売りでも入り安い投資商品のほか、一定時間が経過した時に為替レートが円高・円安のどちらになるか予想するバイナリーオプションがギャンブル好きの投資家から人気を集めています。
上か下かの2択で必ず1つは正解があるので勝率50%の半丁博打に見えますが、多くの方はエントリーに対して50%の勝率を確保できていません。
チャートのテクニカル分析などを活用して勝率を高めることができますが、それなりの勉強をしていても思うように勝てないのが投資です。
投資は資金力がある大口(機関投資家)の注文で価格が変動し、大口が意図的に価格操作を行うことも珍しくありません。
昨今は大口がプロトレーダー(ディーラー)の裁量ではなくコンピューターのアルゴリズムを活用した自動売買が主流になっています。
アルゴリズムは個人投資家の注文に反応し、損切りをさせるような値動きをさせています。
仮に景気が悪くても空売りしている個人投資家が多ければ株価は上がる可能性が高いですし、その逆もあります。
つまり、それぞれのレートは個人投資家が損する人の比率が高い方に動きやすいため、投資で勝ち続けるのは簡単なことではありません。
お手軽感と青天井の魅力
昨今はスマホアプリからスピード注文ができるツールが充実していて、FXなら土日を除く24時間。仮想通貨は土日を含めた24時間トレードが可能です。
いつでもネット環境があれば楽しめるお手軽感があり、ポジションを取ったまま少し様子を見るトレード手法もあります。
また、投資は相場を読むスキルを身につければ、安定して勝ちやすいです。
テクニカル分析だけで勝ち続けるノウハウを身につけることができるので、プロとして生活費を稼ぐ難易度は競馬やパチンコなどよりも低いです。
勝ち続けるノウハウが身につけば、複利運用で資産を大きく増やすことができ、全国には資産1億円以上を築いた個人投資家がたくさんいます。
楽しさよりも将来的に投資やギャンブルを極めて資産を増やしたい目的があれば、投資に挑戦してみるのも悪くないでしょう。
正しい知識を身につけてやれば、損失リスクを限定して少額から楽しむことができます。
手堅い方法もある
配当のある株を買って数十年以上にわたって保有し続けるなど、投資は勝率の高い手法が多数あります。
全般的に長期投資の方が手堅い投資法が多いですが、1回のトレードの時間軸が長いとギャンブルのような楽しさがありません。
趣味として熱狂できるギャンブルを求めている方にはおすすめできませんが、手堅さを求める場合はすぐに勝敗の結論が出ない投資手法を検討してみてください。